試合後、会見したロッテ・角中勝也=ZOZOマリンスタジアム(撮影・田村亮介) (パ・リーグ、ロッテ4-5ソフトバンク、14回戦、ソフトバンク9勝4敗1分、20日、ZOZOマリン)今季限りでの現役引退を表明したロッテ・角中勝也外野手(39)が試合後に会見を行った。一問一答は以下の通り。
(冒頭あいさつ)「報道でもありましたが、今シーズン限りで引退します」
--試合後ファンへあいさつしたときに涙の心境は
「試合後しゃべるときに数名の選手から普通にしゃべってくださいって言われて楽勝でしゃべれるやろっていってたんですけど、ちょっとだけ雰囲気に押された。まあぎりぎりセーフだと思ってます。自分のなかでは」
--ファンからのコールは
「素直にうれしい、ありがたいっていう感情です」
--決断の経緯
「具体的にはオリックス戦の途中からは行って2回三振したときですけど漠然とは今シーズン始まってちょっとちがうなとおもっていて、いままで体の変化は感じていたんですけどあきらかに衰えだなと感じで。ファームでもちょっとちがうなとおもってやっていて。1軍上がったら雰囲気とかも変わって違う形になるかなと思ったけどそんな甘くないという感じですね」
--家族からは
「妻はなんとなくわかっていたかんじです。長男は電話で連絡したんですけど、わかったぐらいです。次男はやめてほしくないって言うふうにいってたんですけど、もう1軍じゃ通用しないんだよと伝えました」
--サブロー監督からは
「『もう決めたんか』と言う感じで」
--独立リーグからここまで
「独立リーグにまずは本当に感謝しかない。そもそも独立リーグあのときなかったら野球を高校でやめてたと思うので本当に感謝しかないですし。そのなかで1年ドラフト指名してもらって独立リーグには恩返しがしたいと思って一生懸命プレーしてました」
--タイトルは
「1回目に関しては嬉しいよりも実感がしばらくなかった、ですかね」
--やってこられた原動力
「あんまりないですかね。小さい頃から野球をやるのが普通だった。本当に歯磨きのような感じで。歯磨きより野球のほうをしている感じなので原動力とかはないですね」
--野球が好きという気持ちが衰えなかった
「さっき言わなかったですけど、野球が楽しいとか好きという感情が去年ぐらいから芽生えた。自分の中ではそれは違うと思って。メンタル的にはその辺から引退を意識しだしたんですけど。楽しいとか、好きとかでいままでやったことは一切無かった。でも、そういう気持ちでやらないと超一流にはなれないと分かってましたけど、でも好きとか楽しいとかそんな感情は一切無かった。それが芽生えて終わったかなとメンタル的には思いだしてきた」
--印象に残っている場面
「引退を決めた三振ですかね。オリックスの入山くんの最後の球に『これ、当たらんかあ』と思って。だから打ったことよりも打てなかったときの方が印象に残ることが多かった。点差はあったんですけど、全部を懸けていったつもりだったので印象に残っています」
--セカンドキャリア
「ちゃんとは考えていないです。球団の方にもちゃんとした話は次回しようと言われて、まだです」
--残りのシーズンをどのように過ごしていきたい
「契約もあるんで、そういう意味でも、プロ野球選手として、最後しっかりやります」
--若い選手たちに伝えたいこと
「伝えたいことか。ま、しっかり練習することですね。結局、練習してる人がやっぱり、結果出してます」
--たくさんのファンの人にメッセージを
「はい。まだシーズンの途中ですけど、本当に長い間ご声援ありがとうございました。でもまだ、もしかしたら、チームの力になれるかもしれないんで、ほんとに最後までに、必死にやっていきます」
――7月に発表したっていうのはどんな意思から
「いや、別に意思っていうのはないですけど。まあ、自分のなかで決めたんで。決めたのに、なんか、自分だけでしまっておくのは自分としては違うかなと思ったんで。最初に監督、球団に自分はやめますっていうのは伝えました」
――残りのシーズン、野球楽しめそうでしょうか
「あー、楽しんで、ではやりたくないですけどね。ま、楽しんじゃうかもしんないですけど。ま、楽しんだ方がいいよっていう声かけてくれる方も多いですけど。まあ、自分の中ではやっぱりちょっと違うかなと思うんで、ほんとに必死で、やっていきたいと思います」
――限界とはどの部分に感じたのか
「ボールは見えているんですけど、目はプロ野球選手の中でもトップレベルにいい方だと思うんですけど、目と体が一致しなくなってきて、バットがよっしゃ振るぞという感じじゃないと出てこない。まあ、そんな感じで反応が衰えてきたかなあと。自分の持ってるポテンシャルじゃちょっと、衰えて90%とすると、自分のポテンシャルで90%だと1軍じゃ厳しいなと思う。100%の自分じゃないと1軍では通用しないポテンシャルだと思うんで」
――チームメイトの反応は
「結構ロッカーで急に伝えたんで。しかもたぶん全員にはそのとき伝わってなかったんで。えっ? えっ? って感じでしたけど。まあ、数字的にはね、えっ? っていう感じでもないんで。まあ、時期的にはちょっとびっくりした人は多いかなと思いますけど」
――後輩の選手たちに伝えたいこと
「まあ、そんな伝えたいことはないですけど。まあ、今の若いやる子はちゃんとやってますし。やっぱり室内でも自分はずっと、ルーティンというか本番のときは、バッティングしてたんですけど。まあ、昔はあんまりやってる子はいなかったですけど、今の選手はやっぱり練習もしてる人が多いんで。自分レベルでそんなに伝えるっていうことはまあ、ないかなあと思いますけど。アドバイスとか求められたら、『そんなんいいからバット振っとけ』とはよく言ってますけど」