池田宜永都城市長からあいさつを受けるロッテナイン=都城市営球場(撮影・片岡将) ロッテは29日、宮崎県都城市で秋季キャンプをスタートした。サブロー監督(49)はあいさつで「伝説の伊東キャンプを超えるようなキャンプにしたい」と宣言。最下位からの巻き返しへ、地獄の秋が始まった。
抜けるような青空の下、都城市からの歓迎セレモニーを受けてマイクの前に立った指揮官は「この素晴らしい環境を整えてくださった関係者の皆様、心から感謝いたします。ありがとうございます。我々は今年、断トツの最下位でした。その悔しさを胸に、あの伝説の伊東キャンプを超えるキャンプをできたらなと思います。選手たちと頑張りますので、皆様よろしくお願いいたします」とあいさつ。
伝説の伊東キャンプとは、1979年シーズンで5位に沈んだ巨人・長嶋茂雄監督が巻き返しと世代交代を推し進めるために敢行した、静岡県伊東市での約4週間にわたるハードトレーニング。サブロー監督の師にあたる山本功児氏も27歳当時に参加しており、数々の逸話を聞かされてきた。伊東キャンプを経験した若手選手の多くがのちの主力となり、日本一奪回に大きく貢献することになる。
南国宮崎で礎を築くための一歩を踏み出した新指揮官。若きナインはどれだけ食らいつけるか。