巨人育成D1位・冨重は青木スカウトから阿部監督のサインが書かれたドラフト会場のパスを受け取った 巨人の育成ドラフト1位・冨重英二郎投手(24)=BCリーグ・神奈川=が28日、神奈川・藤沢市にある球団事務所でスカウトから指名あいさつを受けた。足の速さやまじめな練習態度を褒められた最速151キロ左腕は「長所を伸ばし、短所をできるだけシーズン前に潰して、シーズンに向かいたい」と球団史上初のNPB入りへ、気持ちを新たにした。
同球団には巨人、西武でプレーした高木勇人投手兼投手コーチ(36)が在籍。「本当に高木さんはフランクな方。友達みたいな感じの明るい人なので、誰に対しても分け隔てなく接してくださるので、自分はこの1年間野球がしやすかったです。技術というより場面ごとの対処法や、いろいろプロで学んできたことを自分に還元してくださった。それがあっての今だと思います」と感謝を口にした。
高木氏はドラフト3位で入団した2015年に大活躍。当時の原監督から「高木ボール」と名付けられたカットボールを武器に、球団史上最速となるプロ2戦目で完封勝利を果たすなど初登板から5連勝を記録した。おとぼけキャラでも人気を集めた先輩からは「私生活においての一つ一つの行動をプロとしてもう一回見直すように」と、まじめな助言をもらったという。
「まずは支配下に上がって戦力になれるように。そこから与えられた役割をしっかりこなして、いつかローテーションに回れるような投手になりたい」と夢を語った左腕。鮮烈なプロデビューを飾った高木先輩に続く。(谷川直之)