試合前の円陣。森下の音頭でムードが高まる。タテジマ戦士は常に前を向いている (SMBC日本シリーズ2025、ソフトバンク10-1阪神、第2戦、1勝1敗、26日、みずほペイペイ)どすこ~い!
ホークス名物を見られたことを感謝しましょうか。こんな日もある。忘れましょうね。
阪神もだが、トラ番も負け慣れていないので、特に大敗はあまり経験がないので、ちょっぴり動揺した福岡の夜だった。
実はトラ番たちは頂上決戦だけに専念していればいい、というわけではない。
精鋭・中屋友那は第1戦(25日)の前日に、ドラフト1位・立石正広(創価大)の指名あいさつを、第1戦当日にドラフト2位・谷端将伍(日大)の指名あいさつを、それぞれ取材して、飛行機に飛び乗って福岡入り。試合開始直前に決戦場のドームに到着して、シリーズ取材のトラ番部隊に合流した。
「いきなり、本当に強い勝ち方をする阪神を見せてもらいましたが、新人を取材して、未来も明るすぎるぐらいに明るいと感じました」
実は、中屋はこの2人の活躍するシーンを以前に目に焼き付けていた。
「森下らと雑談する中で、日米大学野球の話題になって。ことし、5戦全勝で米国を圧倒したんですが、その大会で、ボク個人的には立石という選手と、谷端という選手が、1番目と2番目にすごいなぁと感じてたんです。まさか、その2人を阪神が指名するなんて…。奇跡です」
2人を直接取材してきた中屋が一番印象に残ったのが、立石の〝愛されキャラ〟だとか。
「指名直後も、チームメートにいじられていたんです。だから『愛されキャラ?』と質問したら…」
本人の答えが-。
「愛されていたらいいんですけれど」
その答え方が実にかわいくて、ずば抜けた野球の実力とはマッチしないキャラが、3球団競合ドライチ君の魅力だと感じたらしい。