3月16日、MLB東京開幕シリーズ巨人対カブスでMLB.COMの記者に取材される巨人・岡本和真 ドラフト会議前日の電撃発表。巨人は22日、東京・大手町の球団事務所で記者会見し、岡本和真内野手(29)の米大リーグ挑戦を認めることを明らかにした。今オフにポスティングシステムを利用して移籍を目指す。球団の生え抜き選手では2020年の菅野智之以来2人目。伝統チームの4番打者が、憧れ続けたメジャーの舞台へ挑戦する。
【記者の目】
これまで日本選手はメジャーの舞台で外野手のイチロー氏、松井秀喜氏や数多くの投手が活躍したが、特に打力が重視される内野の両コーナーでは苦戦を強いられてきた歴史がある。それでも今季、ともに一、三塁が基本のヤクルト・村上とともに、米球界の岡本に対する注目度は高かった。
多くのMLB球団スカウトが視察に訪れ、試合前の練習からカメラを向けたり、スタンドから身を乗り出して熱視線を送ったり。岡本も、カブスのプロスカウト部長が訪れた試合でDeNA・バウアーから2打席連発。ヤンキース、ブルージェイズ、レイズ、ホワイトソックス、マーリンズが集結した試合で4安打を放つなど実力を示した。
前回WBCの決勝、米国戦(ローンデポ・パーク)で本塁打を記録。今年3月のカブスとのプレシーズンゲームでは、両軍最速の打球速度約181キロをマークするなどワールドクラスの力は証明済みだ。〝日本人内野手の扉〟をこじ開けることができれば、同じくメジャー挑戦の夢を語っている佐藤輝(阪神)、牧(DeNA)らに勇気を与え、日本球界のレベルアップにもつながっていくだろう。(巨人担当・浜浦日向)