巨人から1位指名された鷺宮製作所・竹丸和幸(撮影・田村亮介) プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD(23日)最速152キロ左腕の鷺宮製作所・竹丸和幸投手は、前日に公言していた巨人が単独1位指名で交渉権を獲得。契約合意に至れば、球団では2013年のドラフトで指名した小林誠司捕手(日本生命)以来、12年ぶりの社会人からドラフト1位指名を受け入団した選手となる。
広島・崇徳高では無名の存在で「高校で野球は終わろうと思っていた」と振り返る。城西大でも4年春までは2部リーグでプレー。そこから鷺宮製作所に入社し、先発に挑戦し才能を開花させた。幡野一男監督は「潜在能力をすごい持っている選手だと思っていた。本人が自覚して、練習に励んで、努力して、一歩ずつ上がっていけばいいかなってところで一気に花咲いたようなイメージ。私もびっくりした印象がある」と明かした。
急成長を遂げた左腕は「最初、野球始めた当初はプロになりたいと思ってやっていたんですけど、ある時からプロは無理だなっていう風に思って。改めてプロを意識し出したのは、今年に入ってスカウトの方が見に来てくださるようになってからですね」と振り返った。異色の経歴を歩んできた竹丸が、たどりついたプロの舞台で、その実力を見せつける。
■竹丸和幸(たけまる・かずゆき) 2002(平成14)年2月26日生まれ、23歳。広島市出身。小2から、双葉中時代の広島スターズまで軟式野球。崇徳高から硬式野球で3年夏は広島大会16強。城西大2年から首都大学リーグ2部戦でベンチ入りし、4年春に入れ替え戦に勝ち、4年秋は1部を経験。鷺宮製作所入りし、今夏の都市対抗TDK戦で先発し、6回2安打1失点、8奪三振、無四球。最速152キロの直球にチェンジアップ、スライダー、カットボール、カーブ。178センチ、76キロ。左投げ左打ち。