キャッチボールを行ったヤクルト・中村優斗=戸田球場 ヤクルトのドラフト1位・中村優斗投手(22)=愛知工大=が21日、埼玉・戸田球場での秋季練習に参加。昨年のドラフト会議から1年がたつのを前に、来季、再び新人王を目指す決意を明かした。
「まだ新人王の資格は残っているので、取ると。リベンジというか、目標に掲げたい」
1月に下半身を痛め、開幕は2軍スタート。6月22日のオリックス戦(神宮)でプロ初登板を果たし、7月3日の広島戦(マツダ)で初勝利を挙げたが、4試合の登板で1勝2敗、防御率5・51に終わった。
シーズン終盤に再びコンディション不良を発症し、8月以降は登板機会なし。プロの厳しさを痛感した。イニング数は16回⅓で、初めて支配下登録されてから5年以内、前年までの1軍公式戦登板が30イニング以内とする新人王資格を有する。
「いい勉強になったというか、厳しさを突きつけられたとポジティブに捉えている」
課題は明白だ。肩甲骨や肩周りの柔軟性、フィジカルの強さが足りず、投球を続けていった結果、投球フォームを崩し、体に負荷がかかっていた。「柔軟性やフィジカルの強さがまだまだない。トレーニングのフォームから、ピッチングのフォームが変わるというのが僕の考え。体とフォームを修正できるかが鍵になってくる」と明かした。
「本当に死ぬ気でオフを過ごしたい。休む暇はない。もうシーズンが始まっているぐらいの気持ちでやっている。本来の姿に戻せば、十分戦えると思う。誰が来ても負けないように、自分を高めていくだけ」。ドラ1右腕として、このままでは終われない。(赤尾裕希)