「9.10月度スカパー!サヨナラ賞」を受賞した坂本勇人=東京ドーム(撮影・尾崎修二) 巨人・坂本勇人内野手(36)が22日、月間を通じてもっともインパクトのあるサヨナラ打を放った選手に贈られる賞「スカパー!サヨナラ賞」の9、10月度に選出され、賞金30万円をゲットした。2023年6月度以来4度目の受賞となり、サヨナラ安打もその時以来だった。
今季最後の阪神戦となった9月13日(東京ドーム)。9-10と2点を追う九回、坂本は1死二、三塁で代打で登場し、前進守備の遊撃手を強襲して中前へ運ぶ2点打、逆転サヨナラ打を放った。「阪神巨人の最終戦というすごい緊張感がある中で、いい場面で打ててよかった」と笑顔で振り返った。
代打の切り札となった今季後半戦は、このサヨナラ打で代打出場の3試合連続打点をマークするなど勝負強さが光った。試合終盤の重要局面でチームの勝敗を託される代打稼業だが、「あの大観衆の中にいきなり飛び込むので、勝手にいい感じでスイッチが入りますね。東京ドームでいただく大歓声は本当にありがたい」とファンに感謝した。
勝利の瞬間、ベンチから飛び出してきた選手たちは坂本に抱き着いたり、体をたたいたりして祝福。人気、実績ともに別格のベテランにペットボトルの水をぶちまける後輩はいなかったが、報道陣から「浴びたい気持ちも...?」と聞かれると「なるべく浴びたくない。そのあとヒーローインタビューとかあるから」と即答して笑いを誘った。(谷川直之)