ヤクルトは20日、東京・北青山の球団事務所でスカウト会議を開き、23日に行われるドラフト会議の指名候補選手を75人に絞った。橿渕聡スカウトグループデスク(51)が会議後に取材に応じ、米スタンフォード大・佐々木麟太郎内野手(20)について、指名リストに「入っています」と明かした。
佐々木は岩手・花巻東高で高校通算140本塁打を記録した左打ちの内野手。高校3年時はプロ志望届を提出せず、2024年9月に米国の名門、スタンフォード大に進学した。26年7月に予定されているMLBドラフトの指名対象選手でもあり、指名した場合は来夏のMLBドラフトの結果を待たなければいけないことも想定される。
橿渕スカウトグループデスクは「事情が特殊で動向が読めない。今日はもう一度、確認をしましょうと。NPBがドラフト指名した場合、メジャーのドラフト前に(入団を)決めてくれる可能性があるのかどうかとか。指名したのに一つ(枠が)ポコッと空いちゃうのも痛いので、それを防ぐために確認をしてもらおうということになった」と説明した。
NPBドラフトは海外在学中の日本人選手を指名した際、契約交渉期間が翌年7月末日までとなっている。ヤクルトは不動の4番だった村上が今オフにポスティングシステムで米大リーグに挑戦することが確実。入団が実現すれば穴を埋める存在になりうるが、リスクを考慮し、慎重に判断していく必要がある。(武田千怜)