延長十回、阪神・森下翔太のサヨナラ2ランが飛び出した瞬間の藤川球児監督=甲子園球場(撮影・斉藤友也) (JERA クライマックスシリーズ セ ファイナルステージ、阪神5x-3DeNA=延長十回、第2戦、阪神3勝、16日、甲子園)阪神が森下翔太外野手(25)のプロ初のサヨナラ本塁打で劇勝。アドバンテージを含む3連勝とし、日本シリーズ進出に王手をかけた。3-3で迎えた延長十回無死一塁、左中間に放物線を描き、NPB初の新人から3年連続CS弾を記録した。攻撃は一回1死二、三塁、佐藤輝明内野手(26)の左前に落ちる二塁打と大山悠輔内野手(30)の中犠飛で2点を先取。才木浩人投手(26)が5回3失点で降板したが、八回1死一、二塁で佐藤輝が右前に同点打を放った。3安打2打点の佐藤輝はPS22試合目にして初の複数安打。阪神は17日の第3戦で引き分け以上で2年ぶりの日本シリーズ進出となる。藤川球児監督(45)の主な一問一答は以下の通り(観衆=4万2647人)。
ーー最後はサヨナラホームラン
「チーム全体が本当に我慢強く戦いながら、チャンスを作りながらいきましたけど、やっぱり最後、全国のタイガースファンも応援しているでしょうから、自分たちの計り知れないパワーが働きますね。森下すごいですね」
ーー森下の勝負強さは
「個人ではなくて、みんなでつないでつないで、そのシーンを迎えられますから。自分たちも凌ぎながら、相手を少しずつ、何て言うんですかね、攻めあげていくという意味では、よくみんなでつないでね。巳年ですから、少し蛇のようにゲームができたんじゃないかと思います。素晴らしいゲームでした」
ーー八回の攻防について。森下のバックホーム(無死二、三塁の窮地で右飛捕球後の本塁送球で三走のタッチアップを許さず)、好リリーフがあった。1点を守り抜く姿はどう映ったか
「んー、まあ、先ほども言ったとおり、自分たちには計り知れないことも起こりますから。どうなんでしょうねえ。言葉がないと言いますか、明日またゲームがありますからね。でも、素晴らしいゲームだったんじゃないですかね」
ーー八回裏のチャンスの場面は球場全体の期待に佐藤が応えた
「いや、特に。全員同じように見ていますから」
ーー雨の中断があった(午後7時40分から47分間中断)
「ちょうど才木が登板終わったところでの雨でしたから、そういう意味では、最後アウト一つ残したりという状況ではなく、天気に恵まれたといいますか、うまく付き合えたんじゃないですかね」
ーーファンも集中して応援していた
「雨が降る前から、みんなレインコートみたいなのを着てるのが見えて、皆さん情報早いなと思いながら、僕たちもそれを見て雨なのかなっていうところですけど、ゲームは激しいですけれど、ホントにタイガースファンの皆さんのね、全国のタイガースファンの皆さんと、この時期までこんな熱い野球が見せられることが、自分もチームを預かる立場として誇りと思って、また明日から臨んで、明日また分からないですからね、丁寧にいきます」
ーー17日に向けて
「明日にならなきゃ分からないですね」
ーー突破へ王手
「また夜考えます、寝る前に、ごめんなさい」
★囲み編
ーー投手陣も僅差のゲームを保ったからこそ最後につながった
「そうですね、目に見えないところも、いろいろあると思いますし、やっぱりファンの方の応援とかね、そういう本当に少しずつの力が、ホームの地の利には今日はなりましたからね、また明日がありますからね。はっきりしたことは言えないですけど、また明日やるのみと、いうところですね。はい、おつかれさまでした」