試合前、調整するDeNA・牧秀悟=甲子園球場(撮影・荒木孝雄) (JERA クライマックスシリーズ セ ファイナルステージ、阪神-DeNA、第2戦、16日、甲子園)DeNAは移動式の大型スピーカーを甲子園に持ち込み、試合前練習時に曲を流して選手のモチベーションを高めている。音楽のテンポとセットリストにこだわり、同じBGMを使う横浜スタジアムに似た環境づくりに努めている。
1分間の拍数を表すBPMは、60-100が安静時の正常値とされる。ウオーミングアップの際はBPM130の曲をかけ、高まる鼓動と同調させ、心地よく汗を流せる工夫を凝らす。打撃や守備の練習が始まる頃にはアップテンポの洋楽をかけ、テンションを上げていくといった具合だ。
遠藤メンタルパフォーマンスコーディネーターによると、季節やチーム状況に応じて使い分けるセットリストは何十通りもある。今年のCSでは、昨年のポストシーズンを勝ち上がった際に使った〝勝負曲〟をゲン担ぎで使用。「ビジターだからこそ環境にこだわりたい」とナインを後押しする。(智)