「2025 パーソル クライマックスシリーズ パ」ファイナルステージの前日会見が14日、みずほペイペイドームで行われ、日本ハム・新庄剛志監督(53)が出席。初戦で顔を合わせるソフトバンクのモイネロ攻略へ、内容は明かさなかったが、4つの秘策があることを明かした。チームは昨年のファイナルステージで3連敗を喫して敗退。指揮官ともに登壇した選手会長の松本剛外野手(32)は雪辱を誓った。
鷹のエースを再び打ち崩す。第1戦の相手先発はリーグトップの防御率1・46をマークしたモイネロ。前日会見に出席した新庄監督は左腕攻略へ、不敵な笑みを浮かべて自信をのぞかせた。
「まぁ、モイネロ君の場合は4パターンぐらい、つぶせる作戦は頭にはあるんですけどね」
9月9日の対戦(エスコン)では右打者の今川や山県が本塁打を浴びせるなど7点を奪い、〝前哨戦〟を制した。ただモイネロは今季、本拠地では防御率1・24。新庄監督は、エスコンフィールド北海道で迎え撃った際の投球と比べて「全然違う」と印象を語り、「とにかく甘い真っすぐ待ちですよ」と声を張った。
日本ハムは、今季自己最多の8勝を挙げ、飛躍を遂げた達に第1戦の先発を託す。監督は、達がブレークした要因を「テンポが良くなった」と分析。「バックを信じて打たせて27球で終わるように」と珍要求した。
達はビッグマウスとしても知られ、七回途中2失点の投球で「十分、ゲームをつくった」と発言した新庄監督に対し「なめてんのかと思った」と〝応戦〟したほど。威勢の良さを評価する指揮官は「大口が聞きたい」と勝利を期待した。
王者に3連敗を喫して敗退した昨季の悪夢から1年。指揮官とともに会見に登壇した選手会長の松本剛は「しっかりここに帰って来られた。短期決戦でやり返すことができたら」と気合十分だ。就任4年目で最多の83勝を挙げ、ソフトバンクとは4・5ゲーム差の2位。新庄監督は「実力の差は感じていない。(ソフトバンクは)ライバルでもあり、リスペクトもある。盛り上げていきます」と力強く語った。(加藤次郎)