オリックスに勝利し歓喜する日本ハム・新庄剛志監督ら=エスコンフィールド北海道(撮影・三浦幸太郎) 「2025 パーソル クライマックスシリーズ(CS)パ」は12日、ファーストステージ第2戦がエスコンフィールド北海道で行われ、レギュラーシーズン2位の日本ハムが3位のオリックスに5―4で逆転勝ちし、2連勝でファイナルステージ進出を決めた。フランミル・レイエス外野手(30)が3―4の八回2死一、二塁で逆転の2点打を放った。チームは昨年、ソフトバンクにファイナルステージで3連敗。15日からみずほペイペイドームで始まる同ステージでソフトバンクと対戦し、雪辱を狙う。
抑えの斎藤が代打・森を二ゴロに仕留めると、ベンチで戦況を見守っていた新庄監督が首脳陣とハイタッチを交わして喜びを分かち合った。劇的な逆転勝ちで、CSファイナルステージ進出が決定。試合後、興奮冷めやらぬ指揮官は開口一番、「ふらついてます」と語り、声を弾ませた。
「こういう試合を今日、来てくれたファンのみんなと全国のファイターズファンに見せられたというのが一番うれしい」
中盤からは好機であと一本が出ない展開。試合を決めたのはシーズン32本塁打、90打点で打撃2冠に輝いた主砲のレイエスだ。3―4の八回2死一、二塁。六回の好機で凡退しており、自らに「おまえには経験と実力がある」と言い聞かせて臨んだ。
フルカウントから岩崎の外角156キロの直球を捉え、右翼フェンスを直撃する逆転の2点打。一走・矢沢の生還を一塁ベース上で見届けると「本当に興奮した」とヘルメットをたたきつけて何度も雄たけびを上げた。お立ち台では得意の日本語で「よっしゃー!」と絶叫した。
強力な援軍が帰ってきた。9月9日のソフトバンク戦(エスコン)でベンチにいた際、折れたバットが頭部を直撃し、経過観察のため1週間ほど入院するなど、チーム本隊を離れて静養していた八木打撃コーチが前日11日の第1戦から戦列に復帰。約1カ月ぶりのベンチ入りも「試合に入ったら患部は全く気にならない。思い切って結果が出やすいような助言ができれば」と選手の背中を押していた。