ヤクルト・丸山和郁は、秋季教育リーグ「みやざきフェニックス・リーグ」のくふうハヤテ戦の八回に代打で出場し、満塁本塁打を放った=西都原運動公園野球場 (フェニックス・リーグ、くふうハヤテ8―8ヤクルト、8日、西都)ヤクルト・丸山和郁外野手(26)が、4―6の八回2死満塁から代打で出場し、右越えへ満塁弾を放った。カウント2―1からの4球目の直球を一閃。一時は逆転する大きなアーチだった。
それでも、試合後に笑顔はなかった。「やっぱり代わりっぱなのピッチャーなので、見ていったら駄目かなと思ったので、初球もスイングしかけていきました」と打席の中での取り組みが奏功したことにはうなずいたが、「シーズンと違うので、失敗を恐れずに行けたからいい結果につながったと思うんですけど、シーズンだったらリスクを考えながらやっちゃう部分はある。打てたらいいんですけど、打てないときのほうが多いので、1つ上のレベルで自分を追い込みながらやれればなと。そこは難しいところですけど、フェニックスだからできることもあるし、求められているバッティングをもっと心がけていければ」と振り返った。
今季は右有鈎骨を骨折した影響もあって39試合の出場にとどまった。「もちろん、フェニックス(・リーグ)で結果を出せればいいですけど、1軍で結果を出さないと野球選手は意味がない。こういう経験も来年につなげられればいい」と丸山和。5年目の来季はレギュラーをつかみ取るべく、結果を残しながらも、自身のスタイルを確立していく。
◆丸山和についてヤクルト・池山2軍監督 「一年間通して自分の打撃を確立するのが大事になってくる。岩田とか沢井とか、西村も外野を守ろうとしているから、左打ちで外野手となると自分のタイプとか、長所とかを伸ばしていかないと」