紅白戦で五回、適時打を放つ日本ハム・万波中正=エスコンフィールド北海道(撮影・三浦幸太郎) 日本ハムは8日、オリックスとのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ(11日開幕、エスコン)に備え、本拠地エスコンフィールド北海道で紅白戦を行った。腰痛が癒え、6日に1軍に再合流した万波中正外野手(25)が白組の「6番・中堅」で先発出場。2安打1打点と快音を響かせ、CS前最後の実戦を締めくくった。
「実戦が空いたことによる違和感を覚えることなくゲームに入れた。特に不安なくCSに入れる」
第1打席にもう少しで本塁打となる左越えの当たりで好機を広げ、第3打席では中前適時打をマークした。実戦での複数安打は9月20日のロッテ戦(エスコン)以来。前日の紅白戦を含め6打席中5打席で中堅から左への引っ張った打球を放ち「すごくいい。打球に角度がつけばより理想的」と視線を上げた。
腰痛で9月27日に出場選手登録を抹消された。2023年のレギュラー定着以降、常に1軍で戦ってきた万波にとって2軍調整は約3年ぶり。プロ入り後、鍛錬を積んできた千葉・鎌ケ谷市の2軍施設で久しぶりに汗を流し「長い時間を過ごしたところ。すごくいい時間だった」と充実の表情を浮かべた。
昨年のロッテとのCSファーストステージでは、あと2死で敗退という土壇場で起死回生の同点弾を放った。勝負強さが光る〝短期決戦の鬼〟は「そういうシーンをつくれる選手になりたい」と力強く語った。(加藤次郎)