座談会を開いた(左から)小幡竜平、森下翔太、伊原陵人の阪神トリオ。右端はサンケイスポーツ阪神担当・中屋友那記者=甲子園球場(撮影・水島啓輔) セ・リーグ優勝を成し遂げた阪神・森下翔太外野手(25)、小幡竜平内野手(24)、伊原陵人投手(25)による同学年3選手の特別座談会が実現。今回は「番外編」として、8日付紙面に収まり切らなかった秘蔵トークをお届けする。同学年の虎番・中屋友那記者(25)の進行で、刺激し合った日々やこの先のポストシーズンのことも、若者らしくにぎやかに語り合った。(取材構成=中屋友那)
虎番・中屋(以下、中) 改めて、同学年の選手が一緒に戦う一員にいるというのは、支えや刺激になるものかな?
小幡(以下、竜) 刺激になるよね。同学年が活躍してるだけで、「あ、もっと頑張らないとな」と思うし。
伊原(以下、陵) ウソにしか聞こえへんなあ。なんか、響いてこない、言葉が。
森下(以下、翔) 言われてんぞ。
竜 俺? おっかしいなぁ。
陵 俺はことし来た人間やから、もともと試合に出てたのを見てた方で。(2人が)同学年ってのは知ってたけど、俺は刺激になるっていうよりは「頼りにしてる」って感じ。守ってくれるし、打ってくれるし。やから「お願いします!」って、投げるときはそう思ってる。
中 (森下)翔太は(伊原)陵人が先発のときよく打ったよね?
翔 陵人と、トミ(富田、年齢は1学年下)のときばっかりホームラン打ってた。
竜 トミ?!
翔 マジで、アイツが投げたときにホームラン、ほぼ打ってて。けど、同世代はやっぱり楽だよね。この年齢だったら、1軍には先輩が多い。だから同世代がいればいるほど、やりやすさはあるかな。
中 あとは、自分たちの世代にとっては藤川監督は「テレビで見ていた人」だったと思うけど、そんな方のもとでプレーしてどうだった?
竜 俺はセ・リーグを(プロ入りまで)そんなに見ていなくて。監督の現役のときに一緒にプレーしてるから。で、引退試合でエラーをしてしまってるから。そのイメージしかない。テレビで見てたというより、一緒にプレーさせてもらった先輩だった。
翔 俺も正直、タイガースはあまり見ていなかったから何とも言えないけど…。それでも、もちろん藤川監督のことは知ってたし。岡田監督から藤川監督で(自身にとっては)2人目になって、2020年まで現役でプレーされてた監督だから、すごく自分たちのことを理解してくれたかなと思う。
中 陵人にとっては最初の監督だね。
陵 いや、もう俺は「テレビで見てた人」なんで。そっちのイメージしかない。「すごい人だ」っていう印象しかないです。
中 実際に触れあってみて、イメージとのギャップはあった?
陵 もう、まさか阪神に来られるとも思ってなかったし。入団のタイミングで監督が代わって…とかも考えてなかった。まさか1位で選んでもらえるとも思ってなかった。
中 今シーズンも試合はまだ残っているし日本一という目標もあるよね。その中での意気込みを教えてください。
竜 まずは日本一。そこに向けてしっかり全員で戦っていけたらなと思ってる。
翔 そうね。クライマックスシリーズ(CS)、日本シリーズは短期決戦だから。今までやってきたことを出すっていうよりは、そのときのね、運も大事だと思う。だからそこはとりあえず考えてなくて、まだ20試合ぐらい残ってるから、自分の成績としてももっと向上できるような、来シーズンにつながるような形に、気持ちよくレギュラーシーズンを終われればな、と思う。
陵 俺はもう、1年目からすごいいい経験させてもらってるんで。なんとか貢献できるように頑張りたいし、この一年の経験を、来年以降しっかり生かしていけるようにできたらいいかなと思ってるかな。