巨人・戸郷翔征は川崎市のジャイアンツ球場で投手練習に参加した(撮影・原田優介) 阪神が優勝を決めたセ・リーグはクライマックスシリーズ(CS)進出を懸け、2位巨人から5位広島までが5・5ゲーム差にひしめく。巨人は9日から広島との3連戦(東京ドーム)に臨む。初戦に先発する戸郷翔征投手(25)は「2位を死守する」と決意を新たにした。
阪神のリーグ優勝が決まり、セ・リーグの各チームはCS進出を懸けた戦いとなる。2位巨人の戸郷は「僕らは2位を確実に死守しないといけない。日本一になるチャンスがなくなったわけではない」と、短期決戦を見据えた。
前夜、ライバル球団の胴上げの瞬間は映像で目に焼きつけた。前年まで3年連続で12勝をマークしたエースは今季5勝8敗。4、6月に2軍での再調整を経験し「ふがいないシーズンだった」とリーグ2連覇を逃した責任を受け止めた。17ゲームの大差をつけられた阪神打線について「1番から5番まで1年間、変わらなかった。抜け目のない打線だった」と語った。
2位から5位広島までが5・5ゲーム差にひしめく。巨人は残り17試合。9日から対戦する広島には今季7勝11敗1分けと負け越している。初戦に先発する戸郷はジャイアンツ球場でキャッチボールを行うなどして調整し「状態を上げていけば、おのずといい戦いができる」と自らに言い聞かせるように言った。
リーグ優勝を果たした昨季はCSファイナルステージでDeNAに敗れた。「何とかいい流れを持って来られるように、シーズンの反省をして短期決戦に臨めれば」と阿部監督。今季は下からはい上がり、日本シリーズ出場、日本一を目指す。(原田優介)