九回、大山の逆転2ランを喜ぶ村上(撮影・水島啓輔) (セ・リーグ、DeNA2-3阪神、17回戦、阪神11勝4敗2分、26日、横浜)村上の粘投が逆転劇につながった。筒香に2打席連発を浴びたが、気持ちを切り替えた。7回を投げて失点は、この2点だけ。キャリアハイの11勝目はお預けとなったが、2023年から3年連続で規定投球回(143回)に到達した。
阪神先発の村上頌樹=横浜スタジアム(撮影・荒木孝雄)「自分が(先に)点を取られて苦しい展開になったけど、最後、(2ランを放った)大山さんや野手のみなさんが逆転してくれてよかった」
二回、カウント2―2から、148キロの内角高めの直球を右翼スタンド中段に運ばれて先制を許すと、四回には外角高めのボール球を右翼席へ持っていかれた。0-2の七回、安打と四球が絡んで1死一、二塁とされたが、蝦名を一邪飛。続く桑原をチェンジアップで空振り三振に仕留めるとガッツポーズ。あきらめない-。気迫の投球が土壇場で報われた。
この日、7回を投げ、今季の投球イニング数は143回⅔となった。「(昨年7勝から)勝ち星を増やすこと。できるだけ長いイニング数を多く投げる」を公約に掲げたシーズンは残り28試合。勝ち星(23年の10勝)、イニング数(昨年の153回⅔)ともに自己記録を更新し、チームの優勝に貢献する。
「次、(筒香さんと)当たることもあるので(坂本)誠志郎さんと(配球を)話しながら考えていきたい」
同じ失敗は繰り返さない。これが今年の村上だ。(三木建次)