阪神が今秋のドラフト(10月23日)で中京大・秋山俊外野手(22)を上位候補としてリストアップしていることが25日、分かった。2025年6月の全日本大学選手権で好成績を残し、日本代表としても同7月の日米大学野球選手権大会で首位打者に輝くなど、打撃センス抜群の左打ちスラッガー。今年に入ってスカウト陣の評価を上げている好打者を今後も追いかけていく。
大学野球の舞台で名をとどろかせる男がいる。今秋ドラフトの上位候補で、阪神が中京大・秋山をリストアップしていることが判明。広角に打てる打撃センスが光る左のスラッガーだ。
宮城・仙台育英高3年時に選抜大会に出場し、中軸として8強入りに貢献。成長著しいのは大学進学後だ。愛知大学リーグで、2年春に中部大・佐野(現阪神)とともに4本塁打でタイトルを獲得。今春には2度目の本塁打王(4本)と2季連続の打点王(15打点)の2冠に輝き、チームの春連覇に貢献した。
さらに駒を進めた6月の全日本大学選手権では183センチ、86キロの体格を生かし、1回戦・久留米工大戦では右翼席中段まで飛ばす特大弾を放った。「3番・中堅」のチームの中心としてベスト8進出の力となり、3試合で打率・556(9打数5安打)、1本塁打、3打点とインパクトを残した。
これで終わらない。7月の日米大学野球選手権で自身初となる日本代表入りを果たすと、ここでも打率・429(14打数6安打)と打ちまくり、首位打者に。大舞台でも物おじすることなく結果を出せる姿をアピールし、スカウト陣からの評価を大いに上げた。
2年ぶりのリーグ優勝に向けて首位街道をひた走る阪神が常勝軍団となるためには、若手の成長が必要不可欠だ。秋山は左打ちの外野手で2003年生まれ。昨季に頭角を現した前川とは同学年でタイプ的にも似ており、今季、外野手で出番を増やしている高寺、中川らを含めて切磋琢磨すれば、チーム力の底上げにつながる。