ヤクルト・内山壮真は順調なら9月下旬に規定打席に到達する プロ5年目のヤクルト・内山壮真が8月11日のDeNA戦(神宮)で決勝点となる先制打を含む3安打(1本塁打)3打点の活躍を見せた。勝利打点を挙げたのは今季初めてで、2023年6月6日のロッテ戦(ZOZOマリン)以来2年ぶり通算5度目となった。今季84試合に出場。捕手登録でありながら打撃力を買われ、先発した74試合は全て外野手として起用され、レギュラーの地位を確立している。
17日の広島戦(マツダ)では今季7度目の猛打賞(1試合3安打以上)を達成するなど3打点をマークし、石川・星稜高の1学年先輩、奥川恭伸の4勝目に大きく貢献した。奥川が先発した14試合のうち内山は11試合(先発10)に出場し、2度の猛打賞を含む1試合複数安打を5度記録。打率・356(45打数16安打)、6打点とよく打っている。
内山の今季の特長として直球に対する強さが挙げられる。昨季までの4年間の直球の結果球は通算打率・234(188打数44安打)だったが、今季は打率・305(128打数39安打)としっかりアジャストしている。今季7本塁打のうち直球を捉えたのが6本。7月11日に阪神・村上頌樹から放ったプロ2本目の満塁本塁打は内角の直球をうまくさばいた一振りで、昨季まで1本しか出なかった内角直球の本塁打が今季は5本と見違えるような成長を遂げている。
今季の打席数はここまで333。1試合4打席で計算すると、初のシーズン規定打席(443)到達は9月27日の広島戦(神宮)が目安となる。ここまでの打率は・269。ヤクルトの生え抜き選手で初めて規定打席に到達したシーズンに打率・270以上を残したのは、21年の塩見泰隆(・278)が最後。内山がどこまで打率を上げてくるか注目したい。(記録担当・小川真幸)