「部活動地域展開に関する連携協定締結式」に出席した阪神・粟井一夫社長(左から2番目) (撮影・須藤佳裕) 西宮市と関西に拠点を置くプロスポーツチーム4団体による「部活動地域展開に関する連携協定締結式」が29日、西宮市役所で開かれた。
式にはプロ野球阪神、J1神戸、バレーボール女子の大阪マーヴェラス、Bリーグの神戸ストークスが出席。部活動の地域展開が国を挙げた取り組みとして進められている中、西宮市は各団体との相互での連携・協力により、それぞれの専門性を最大に生かすことによって部活動の地域展開を効率的に進めていくことの実現や、社会課題の解決・解消に向けて継続的に貢献していくことを目的とし、協定を結んだ。
石井登志郎市長(54)は「子どもたちが本物に触れる機会を通じて自分たちの可能性を追い求めていく気持ちにもなっていくでしょうし、そのことで将来、トップアスリートが西宮から生まれてくるかもしれない。それが地域におけるスポーツの裾野を広げていくことになるかもしれない。難しい政策の方向性だが、大きなチャンスととらえて、お呼びかけにありがたいこと」と感謝。具体的な取り組みは今後さらに協議を重ねて決まっていくが、中学生の試合への招待や、選手との交流、選手・OBからの直接指導などを取り組みの例に挙げた。出席した阪神・粟井一夫球団社長(61)も「1人でも多くの子たちが野球を始めたり、続けたりができるように、ということを願ってやります。全力を尽くす。チームが勝つことと一緒くらい、大事。本当にそれぐらいの気持ちでやらないと(いけない)」。球団としてこれまで進めてきた野球振興の新たな道筋とし、市、参画する他チームとも連携を進めていく。