投打のバランスがよくなったヤクルトに、村上宗隆が戻ってくることは大きい ヤクルトは前半戦からの連勝を「6」に伸ばした。ここにきて投打のバランスがすごくよく、ゲームの内容が変わってきている。
投手はリリーフ陣に安定感が出てきた。抑えの石山が離脱して、リリーフ全体で何とか頑張ろうという気迫を感じる。なかなか点数が取れない中でも、粘って次につなぐという意識で投球している結果だろう。
野手は少ないチャンスを確実にものにできている。終盤でも諦めない姿勢は素晴らしい。これまでは、勝っていても最後の最後で逆転されたり、サヨナラ負けをしたりするケースが目立ったが、今は逆になっている。
ここにきて、村上の1軍復帰は大きい。明るい性格だからチームは盛り上がるだろうし、もちろん打線の中での安心感もある。相手にとっては嫌な存在になり、全てにおいてプラスだろう。
ただ、1軍に上がっても焦りは禁物だ。もちろん再発は二度としてほしくないし、本人もわかっていると思うが、1軍と2軍では投手のレベルも違う。すぐに結果が出なくても、辛抱強くやっていくことだ。すぐに結果を求めすぎると空回りしてしまう。慣れていきながら結果を出していければいい。(サンケイスポーツ専属評論家)