打撃練習で汗を流す阪神・森下翔太。誰にホメられようが満足はない!=甲子園球場(撮影・中井誠) (セ・リーグ、阪神-中日=降雨中止、6回戦、9日、甲子園)4試合連続本塁打を放っている阪神・森下翔太外野手(24)は9日、中日戦が中止となり室内練習場で調整を行った。8日には「マイナビオールスターゲーム2025」の開催要項発表会見で巨人・阿部慎之助監督(46)から絶賛されたが「今の成績でも自分は満足していない」と超どん欲。首位打者&最多安打のままシーズンを駆け抜ける。
打って打って打ちまくっても、やるべきことは変わらない。今、セ界から最も恐れられている森下は、雨天中止となってもベクトルを自分に向けてバットを振った。
「今の成績でも自分は満足していないので、やるべきことがいっぱいある。それを自分の中で落とし込んでいく作業をずっとしています」
打率・343、46安打とリーグ2冠の数字でも満足することはない。この日は中止が早々に決まると、室内で軽く体を動かしフリー打撃で調整。その後は、小雨の降る甲子園球場に出て、外野ノックを受けた。
現在、4日のヤクルト戦(甲子園)から自己最長タイの4戦連発中と絶好調で、特に5日からの東京ドーム3連戦は14打数8安打、3本塁打、9打点とまさに手が付けられない状態。5戦連発となれば、球団では2010年のブラゼル以来、15年ぶりの快挙となる。
前日8日に東京都内で行われた「マイナビオールスターゲーム2025」の会見では、全セを率いる中大の先輩である巨人・阿部監督から「タイガースにコテンパンにやられていたので、森下や佐藤君とかが中心になってくるのかな」とキーマンに挙げられた。
背番号1は「そう言ってもらえていることはうれしい。違うチームの監督ですけど、大学の先輩でもありますし、応援してくれているのかなと感じる。けがなく一年間をやり切って、1軍の舞台でずっといい成績、いい姿を見せたいなと思います」と胸中を語った。
高打率にも満足しない。チームの優勝のため、さらなる高みを目指す。(渡辺洋次)