西武・今井達也は5月3日の日本ハム戦(エスコン)で7回を4安打無失点に抑えて今季3勝目(1敗)を挙げた。ここまで46イニングを投げて失点、自責点ともにわずか3で、防御率はリーグ1位の0・59と非常に安定している。
安打を打たれることが少なく、4月18日のソフトバンク戦(ベルーナ)では先発で8回まで無安打1失点に抑えて、球団史上初の無安打に抑えながらも失点を許した試合に導いた〝立役者〟の1人になるなど、9イニングあたりの被安打率(規定投球回以上)はリーグ最少の3・91。
走者を二塁や三塁に置いた得点圏では25打席で22打数0安打(1打点、10奪三振)といまだ安打を許しておらず、奪三振の割合が40%を占める。出塁させた走者の生還を許さなかった割合を示すLOB率をみても99・4%と非常に高く、粘り強い投球で失点を防ぎ、防御率0点台をキープできている要因といえる。
開幕からは6試合全てで7回以上を投げて平均投球回(規定投球回以上)は7・67で、西武・隅田知一郎の7・80(5試合、39回)に次ぐリーグで2番目のイニングを稼ぎ、全登板でハイクオリティースタート(HQS、先発で7回以上、自責点2以下)をマーク。開幕から先発6試合以上全てでHQSを記録したのは、2022年のソフトバンク・千賀滉大と楽天・田中将大(ともに6先発で6度)以来3年ぶり。西武(前身を含む)では1961年の稲尾和久(7先発で7度、途中の救援登板は除く)と2017年の菊池雄星(6先発で6度)に次いで8年ぶり3人目だった。次の登板でHQSを達成すれば稲尾の記録に並ぶ(成績はいずれも8日現在)。(記録担当・小川真幸)