打撃練習する日本ハム・細川凌平=エスコンフィールド北海道(撮影・三浦幸太郎) (パ・リーグ、日本ハム-楽天、6回戦、9日、エスコン)日本ハム・細川凌平内野手(23)が今季初昇格を果たした。内外野を守れる貴重なユーティリティープレーヤーは、試合前のシートノックで中堅と二塁に就き、軽快な動きを見せた。
「ファームでやってきたことをしか出ないと思うので、一つ一つ丁寧に取り組んでいきたい」
京都府出身の細川は2021年に智弁和歌山高からドラフト4位で日本ハムに入団。シュアな打撃と50メートル走5秒8の俊足が持ち味の左打者だ。モットーは「毎日が引退試合(のつもりで頑張る)」。前向きで、元気はつらつなプレースタイルに、稲葉2軍監督は「細川選手が内野にいると他の選手も引っ張られる」と目を細める。
一昨年、昨年は主に守備固めや代走で大半を1軍で過ごしたが、プロ5年目の今季は春季キャンプから2軍生活が続いた。ファームでは本職の遊撃守備に注力。同ポジションでは守備率・972と安定感が増しており「すごく自分の中でも良くなってきたなという思いがあります」と手応えをにじませた。
「一日一日、大切にいつ呼ばれてもいいように過ごしてきた。そのときが来た」。見頃を迎えた桜が咲き誇る北の大地で細川のシーズンが〝開幕〟した。