リーグ優勝を決め、胴上げされる巨人・阿部慎之助監督=マツダスタジアム(撮影・沢野貴信) (セ・リーグ、広島1-8巨人、25回戦、28日、マツダ)優勝へのマジックナンバーを「1」にしていた巨人が広島に快勝し、セ・リーグを4年ぶりに制した。1リーグ時代の9度を含む通算48度目の優勝を飾った。就任1年目の阿部慎之助監督(45)が伝統球団を再建した。開幕直後は出遅れたが、シーズン中盤に戦力を再整備。9月に入って直接対決で広島をたたき、阪神の追い上げを振り切ってそのままゴールした。データBOXは以下の通り。
❶巨人が2020年以来4年ぶり通算39度目のセ・リーグ優勝。1リーグ時代の9度を合わせると歴代最多の通算48度目の優勝を決めた。優勝回数の歴代2位は西武(前身を含む)の23度。
❷ソフトバンク・小久保監督に続いて阿部監督も就任1年目に優勝。巨人の新人監督の優勝は1936年秋の藤本定義(36年がプロ野球元年)、43年の中島治康(前年度チーム優勝)、61年の川上哲治(同2位)、81年の藤田元司(同3位)、2002年の原辰徳(同2位)に次いで22年ぶり6人目。
❸前年度4位以下のチームを立て直して優勝に導いた新人監督は巨人で初めて。全体では1946年のグレートリング・山本(鶴岡)一人(同6位)、75年の広島・古葉竹識(同最下位)、2008年の西武・渡辺久信(同5位)、15年のヤクルト・真中満(同最下位)、21年のオリックス・中嶋聡(同最下位)に次いで3年ぶり6人目。