延長十回、サヨナラ本塁打を放った宮崎(51番)を祝福するDeNAナイン(撮影・佐藤徳昭) DeNAは27日、巨人10回戦(横浜)に5―4で、今季68試合目で初のサヨナラ勝利。延長十回に宮崎敏郎内野手(35)が左翼席へ決勝の6号ソロを放った。頼れる中軸が、左太もも裏の肉離れによる離脱から復帰4戦目で殊勲の活躍。チームは巨人戦の連敗を5でストップし、巨人と入れ替わり3位に再浮上した。
10回、サヨナラ本塁打を放つDeNA・宮崎敏郎 =横浜スタジアム(撮影・佐藤徳昭)夏本番を前に、本拠地ハマスタを熱気で包んだ。決勝の本塁を踏んだ殊勲のヒーロー、宮崎は仲間から氷を、水を浴びて歓喜の輪に包まれた。クールな男が手荒い祝福を受け、最後にとびっきりの笑顔を見せた。
「素直にうれしい。後ろにつなぐ気持ちで、まずは塁に出ることを意識して、しっかり自分のスイングができた。最高の一打になってよかった」
八回に3点差を追いつかれ、突入した延長十回。6番手ケラーに対し、先頭の牧が空振り三振に倒れた。重苦しいムードの中で続いて打席に入った宮崎。「ホームランバッターではないので、塁に出ることだけ意識した」とカウント2―1からの4球目、スライダーを巧みに捉え、鮮やかな放物線を左翼席へと突き刺した。