松田は「ど根性」で三塁打。ベンチも大盛り上がりだった(撮影・斎藤浩一) (オープン戦、巨人4-1DeNA、26日、沖縄・那覇)ソフトバンクを退団し巨人に加入した松田宣浩内野手(39)が、DeNAとのオープン戦で五回に2点三塁打を放った。
「いい形で打てた。三塁打は自分の持ち味。(外野の)間を抜いたら三塁にいくつもりでやっているのでうれしい」
2死一、二塁から阪口の151キロの直球を一閃。迷うことなく三塁を陥れ、三塁ベース上で雄たけびを上げたベテランにベンチは大盛り上がりだった。
真骨頂だ。三塁打は現役最多の通算67本。プロ1年目の2006年から昨季まで17年連続でマークしており、中日で活躍した高木守道の持つ歴代最長の20年連続に迫る。
貪欲な姿勢が周囲の手本になっている。今年5月で40歳になる右打者は、打席で追い込まれるとミート率を上げるためバットを拳一つ分短く握る。「ど根性を見せたろうと思って」と説明。この日の一打もカウント1-2からのもので、原監督は「非常にいい教科書」と評価した。
アーリーワークでは、設定された午前7時以前、フライング気味に誰より早く始動。試合後も居残りで打ち込むなど練習量は若手に負けない。チームはこれでオープン戦3戦全勝。〝熱男旋風〟が新風を吹き込んでいる。(樋口航)