阪神と契約したノイジー。右は夫人のケイデンスさん。 予習はバッチリ! 阪神は16日、シェルドン・ノイジー外野手(28)=前アスレチックス3A=と来季の選手契約を結んだと発表した。背番号は「7」で年俸130万ドル(約1億7900万円=金額は推定)。岡田彰布監督(65)が主軸として期待を寄せる助っ人は、昨季まで虎でプレーしたジェリー・サンズ新駐米スカウト(35)から日本の〝集中講義〟を受けていることが明らかになった。
岡田虎の命運を握るノイジーの入団が正式に決まった。交渉後、ロングヘアが似合うケイデンス夫人と写真に納まり、笑みを浮かべながら虎党に初メッセージを送った。
「歴史と伝統のあるタイガースの一員になれることに非常に興奮していますし、勝利に貢献できるように頑張ります」
メジャー通算147試合で打率・212、7本塁打、37打点。今季はアスレチックスで89試合に出場して4本塁打を放った右の強打者で、新加入の助っ人4人の中で年俸130万ドル(約1億7900万円)は断トツだ。
岡田監督も「(メジャー)経験があるからな。(広い)甲子園じゃ右打者で(それほど)右には(本塁打は)打てんけど、つなぎというか、そういう役割してくれたら助かる」と期待する。指揮官が思い描くのは1、2番の近本&中野から4、5番の佐藤輝&大山につなぐ「3番・左翼」。まずは日本の野球に早く順応してほしい。
実は、すでに〝予習〟していることが明らかになった。先生役は21年までチームに在籍し、来季から駐米スカウトに就任するサンズ氏。嶌村球団本部長が説明した。
「サンズが契約担当者と同行して一緒に夕食をとって、日本の野球の話をレクチャーをしております。当然、映像を見ながらセ・リーグの主力投手をああやこうやと。サンズの初仕事ですね」
サンズは21年まで阪神に在籍。助言を惜しまないナイス助っ人だった米テキサス州で行われた入団交渉の場に同席。在籍した2年間で通算230試合に出場し、打率・252、39本塁打、129打点。勝負強い打撃で活躍したS砲は、若手のいい先生でもあった。メジャー、韓国、日本を渡り歩いた経験も生かして、アドバイスを惜しまなかった。不調から脱した佐藤輝が「サンズのおかげです」と感謝したこともあったほどだ。