巨人・山崎伊織は3勝目ならず=東京ドーム(撮影・斎藤浩一) (セ・リーグ、巨人―広島、16回戦、15日、東京D)粘りの投球で最低限の仕事は果たした。先発した巨人の2年目、山崎伊織投手(23)が5回7安打2失点で降板。5月18日の広島戦以来となる約2カ月ぶりの3勝目(3敗)はお預けとなった。
登板前日には「前回は7回を投げることはできましたが、先制を取られてしまったので、何としても先制点を取られないように投げたい」と語っていた右腕。意気込みは試合開始早々に打ち砕かれた。
一回1死二塁。3番・秋山にフルカウントから高めの直球を捉えられ、日本球界復帰後初アーチとなる2ランを被弾し、先取点を献上。その後も連打で一、二塁のピンチを招いたが、堂林を投ゴロ併殺打に仕留め、追加点は与えなかった。
二回以降も、三者凡退は四回のみと毎回走者を背負う苦しい投球ながらスライダー、シュートを操り、ホームベースの幅43・2センチをいっぱいに使って要所を締めた。五回の打席で代打を送られ、交代となったが試合をつくった。
元気のなかった打線に、待望のタイムリーも飛び出した。2点を追う四回に3連打で無死満塁の好機をつくり、中田の二ゴロの間に1点。27イニングぶりに得点で弾みをつけると、六回2死一塁では大城が右翼フェンス直撃の適時打三塁打を放ち同点とした。(樋口航)