八回、吉川尚輝の打球を好捕したDeNA・桑原将志=東京ドーム(撮影・荒木孝雄) (セ・リーグ、巨人4-8DeNA=延長十回、13回戦、6勝6敗1分、10日、東京D)DeNAのセンター、桑原将志外野手(28)がスーパープレーでチームを救った。
3―3の八回2死満塁。抜ければ逆転を許す吉川の手前へのライナーに飛びつき、見事なダイビングキャッチで無失点で切り抜けた。最大の危機を脱したチームは延長十回に勝ち越し、引き分けを挟んで3連勝を飾り、試合のなかった阪神を抜いて4位に浮上した。
1点も許されない終盤の大ピンチ。桑原は「巨人の打者が非常に粘り強かったし、エスキー(エスコバー)が一番苦しかったと思うので、何とか助けられるようにと、そういう準備はしていた」と振り返る。
八回、好プレーのDeNA・桑原将志(左)。出迎えたエスコバーとタッチを交わす=東京ドーム(撮影・荒木孝雄)左打者の左中間寄りへ切れていく難しい打球。前進守備の勢いそのままに飛びついた。抜ければ大量失点の可能性もあったが「いや、もう迷いはなかったですね。後ろにそらしたらどうしようとかは考えてなかったので、とにかくアウトを取るしかないと思っていたので、その準備はできていたので良かったです」と雄たけびをあげ、場内からは大きな拍手が起こった。
三回には菅野から先制打も放った。「追い込まれていたし、何とかコトを起こして、点が入ればいいなという気持ちで。結果、2点取れたので良かった」とうなずいた。7日の中日戦(横浜)ではフェンスに激突しながら好捕。「(体は)大丈夫」と語るガッツマンは「みんな目の前の試合を勝つ気持ちは日々強くなっている。本当にいい集中力でゲームができている。僕もしっかり自分のプレーができるように頑張る」と気合を入れた。