肘タッチする桑田コーチ(左)と野村弘樹氏(撮影・斎藤浩一) ニッポン放送ショウアップナイターの解説を務める野村弘樹氏(52)=サンケイスポーツ専属評論家=が、サンケイスポーツとのコラボレーション企画で巨人・桑田真澄投手チーフコーチ(54)と対談した。話題の中心は菅野智之投手(32)。大阪・PL学園高の2学年先輩から、エースの投球スタイルの変化を聞き出した。(取材構成・鈴木智紘)
巨人・菅野智之野村氏(以下、野村) 「伺いたいのは投手陣の話です。エースの菅野は順調に来ているのかなと思います」
桑田コーチ(以下、桑田) 「昨年の調子と比べたら今年はすごくいいよ。昨年のように何度も離脱を繰り返さないために、今年は何試合か投げさせたら間隔を空けたい。4、5度投げたら空けるように計画している」
野村 「本人も承諾しているんですね」
桑田 「今年は2人で話すようにしているんだよね。彼はエースだけど、酷使するのではなくて大事に使っていきたい」
野村 「投球スタイルについてもアドバイスされたんですか」
桑田 「30歳を過ぎるとスピード(球速)が落ちてくる。野村君も僕もそうで、みんな通る道。スピードは落ちたと納得しながら、投げる高さを低くしていく。そうすると自然にゲームをつくれて、完投もできるという話はしているね」
野村 「ストライクゾーンを下げて勝負していこうと」
桑田 「今まで高めでファウルや空振りを取れたのが、前に飛ばされる。これまでと同じように活躍するためには、少しずつ低めにシフトしていくこと。それでゴロを打たせてアウトを取る」