昨年11月の明治神宮大会で〝全国デビュー〟した佐々木。堂々たる体に大器の風格が漂う 日本ハムが2023年のドラフト候補として岩手・花巻東高の佐々木麟太郎内野手(1年)を密着マークすることが4日、分かった。1年生ながら早くも高校通算50本塁打を記録する怪物スラッガーで、同高から日本ハムに入団した大谷翔平投手(現エンゼルス)の後輩。日本ハムでは23年春に新球場「エスコンフィールド北海道」が開業予定で、新庄剛志監督(49)もスター選手の誕生を待望している。
2年後のドラフトを見据えて、日本ハムが早くも〝令和の新怪物〟を密着マークする。1年生ながら高校通算50本塁打を放っている花巻東高・佐々木について、吉村浩チーム統括本部長は「(ドラフト対象の)最上級生だけでなく、下級生もしっかり見るという話はしている。稲葉GMも(視察に)行くんじゃないかな」と言及。8日に行われる今年最初のスカウト会議で方針を再確認する。
佐々木は大谷の恩師である花巻東高・佐々木洋監督の長男で、初の全国舞台となった昨秋の明治神宮大会では2本塁打を含む10打数6安打9打点と活躍。昨年最後の対外試合となった11月28日の神奈川・東海大相模との練習試合で高校通算50号に到達した。
高校歴代トップの通算111本塁打を記録した清宮幸太郎(日本ハム)でさえ、早実1年時に放った本塁打は22本。規格外のパワーで23年ドラフトの超目玉候補に躍り出ている。
日本ハムでは23年に新球場が開業することに加え、「ビッグボス」こと新庄監督も「スター候補を僕が育てて、その子に(自身の)背番号1を付けてもらいたい」と語るなどスター誕生を熱望している。その意味でも、佐々木は他球団に譲れない逸材といえる。
今春の選抜大会(3月18日開幕、甲子園)への出場が確実視される花巻東高。日本ハムでは、練習試合解禁日となる3月5日から本格的に視察をスタートさせる。(東山貴実)
■佐々木 麟太郎(ささき・りんたろう) 2005(平成17)年4月18日生まれ、16歳。岩手・北上市出身。幼少時に江釣子(えづりこ)ジュニアスポーツ少年団で野球を始め、江釣子中時代は大谷(現エンゼルス)の父・徹さんが監督を務める金ケ崎リトルシニアでプレー。花巻東高では1年春から背番号17でベンチ入りし、春季岩手大会で2試合をまたいで3打席連続本塁打を記録。昨秋から背番号3。183センチ、117キロ。右投げ左打ち。