2006年の中日との日本シリーズを制し、喜びを分かち合う日本ハム時代の中嶋監督(左)と新庄監督 2022年のプロ野球。やはり、注目は新庄ビッグボスが率いる日本ハムの存在。昨年、チームを25年ぶりのリーグ優勝に導いたオリックス・中嶋監督も、その存在を警戒している。
「いま、ああやってやってくれているけど、野球に関しては本当に真面目なんで。やりがいがありますよね、モチベーターでもあるし、チーム自体のモチベーションが上がったら変わってくる。非常に負け越したチームですし、やっかいだなと思います」
2人は日本ハム在籍時のチームメート。新庄ビッグボスの印象を「野球に関してはすごく真面目。一緒にやっていたときもそう。守備位置のときとか、『ここ、先頭(打者の)配球どうします?』とか言ってきていたし、すごい野球に関しては真面目。でもいざ、テレビカメラがバッと来たときに豹変(ひょうへん)するからね。えー!! って。いままで真面目にしゃべっていたのにって。本当、その感じかな」と明かした。
いま、新庄ビッグボスはテレビ出演など連日のように話題を届け、球界を盛り上げている。中嶋監督も「いや、すごいなって。すごいね。さすがだな」と絶賛だ。盛り上げるだけでなく、球団側は戦力補強も着々。メジャー通算24勝右腕のジョン・ガント投手(29)ら助っ人を次々と獲得する日本ハムに、中嶋監督は「本当にどんな野球するんだろうな、と。投手とかすごい。ガント、獲れるん? すごいなと思った」と驚きを隠せない。「何人おるんやろ、というぐらいいる。上沢から始まって。投手力(の勝負)になったら(札幌ドームは)広い球場ですし、すごいやっかいだなと思います。あまり点を取れないというのを考えたら、いろんなことを考えていかないといけない。こっちも投手をそろえていかないといけない」と力を込めた。
新庄ビッグボスはテレビ番組に出演時、中嶋監督に対して現役時代に直撃したファウルボールへの恨みを込め「ボッコボコにやっつけてやる」と宣戦布告していた。中嶋監督がどんな手腕で対抗するのか、目が離せない。(西垣戸理大)