背番号64のタテジマで投球を披露した岡留。楽しみな変則右腕だ 熱男ポーズをキメる亜大OBの選手と子供たち。虎のルーキー岡留も〝プロデビュー〟で存在感を発揮した(撮影・村本聡)タテジマで初投げ! 阪神のドラフト5位・岡留英貴投手(22)が18日、鹿児島・姶良(あいら)市内で行われた亜大出身のプロ野球選手による野球教室に参加した。約200人の子供たちにキャッチボールを指導し、初めて阪神のユニホーム姿で投球も披露。同じく参加した高橋遥人投手(25)からアドバイスをもらい、1軍での活躍を誓った。
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陽光に照らされたタテジマの背番号「64」がキラキラと輝いていた。岡留は阪神のユニホームを着て初めて投球を披露。プロ野球選手として初めて参加した野球教室を終え、充実の表情だった。
「子供たちからしたらうれしいんだろうなという気持ちで最初は見ていた。ここからは夢を与える仕事になるので、そういう気持ちを持ってやっていきたい」
野球教室では、投手組としてソフトバンク・東浜や広島・九里らとキャッチボールをレクチャー。ときには子供たちを一同に集めて話す場面もあり、「キャッチボールは相手を思いやって捕りやすいところに投げることが大事」と熱心に説明した。
終盤にはユニホーム姿でマウンドに立ち、子供たちと対戦した。2人をフライに打ち取った後、元中日の中田亮二(現JR東海)と勝負することに。フェンス直撃の当たりを許したが「とりあえずストライクを入れて、打ってほしいという気持ちで投げた」と笑顔で〝初投げ〟を振り返った。
子供との交流だけでなく、虎の先輩から助言をもらえたこともありがたかった。4学年上の高橋からはプロで必要なことを教わったと明かし、「抑え方や、変化球だったり、インコース(を攻める大切さ)であったり。野球の技術だけでなく、私生活でどういうことを意識した方がいいのか聞けたので良かった」と収穫たっぷりだった。左投げの先輩とサイドスローで右投げの岡留では多少の差異はあるが、入団して間もないこの時期にプロの極意を学べたことは間違いなくプラスに働くはずだ。
「一年間、けがせずに1軍でしっかり投げ続けて、少しずつそういう(夢を与えられる)選手になれたら」
1年目から1軍で活躍し、亜大、そして虎の希望の星になる。(織原祥平)
★監督からエール 亜大野球部OBの野球教室に参加した生田監督が岡留にエールを送った。「プロ向きというか、悩まない子なので、(高橋)遥人と違うタイプ」と分析。来春の1軍キャンプメンバー入りの可能性がある教え子について「彼はけがをしない選手。どんな使われ方をしても生き延びていけると僕は思いますね」とタフネスぶりに太鼓判を押した。
■岡留 英貴(おかどめ・ひでたか) 1999(平成11)年11月7日生まれ、22歳。沖縄県出身。兼城小1年で野球を始める。兼城中では軟式野球部。沖縄尚学高では控え投手で甲子園出場なし。亜大でサイドスローに転向し、1年秋から救援で出場。最速150キロ。今秋のドラフト5位で阪神入団。契約金4000万円、年俸720万円。右投げ右打ち。180センチ、87キロ。背番号「64」