背番号20を披露する森木。ドライチ右腕は大物の予感をプンプンさせた(撮影・水島啓輔) 会見中、森木の肩に手を回す矢野監督。期待の大きさが表れた阪神のドラフト1位・森木大智投手(18)=高知高=が13日、大阪市内のホテルで入団会見に臨み、「世界を代表するような大きい選手」と大きな目標を語った。期待のドラ1は背番号「20」をつけ、虎のエース、そして世界を狙う。ドラフト2位・鈴木勇斗投手(21)=創価大=も「世界一の左投手になります」と宣言。江夏豊がつけていた背番号「28」を背負い、一流のサウスポーを目指す。
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檀上でも堂々と、物おじすることなく、大きな目標を力強く宣言した。虎の将来のエースは日本だけではおさまらない。森木が目指すのは世界一の投手だ。
「将来、見据えているのは世界を代表するような大きい選手になりたい。世界を代表するような、世界一の投手になれるように、しっかりやっていきたい」
ドラ1が目指すのは、世界中でその名を認知してもらうことだ。「こいつが投げたら、侍ジャパンでも絶対に世界で勝てるとか、アメリカにも勝てるとか、そういう信頼度の高い投手になりたいです」。誰からも信頼され、日の丸を背負い、五輪やワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で世界の頂点に立つ―。未来予想図を頭の中で描いた。
「どこの世界の人たちに聞いても僕の名前がとどろくような、大きい選手になりたい」
あこがれは米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平。今季、満票でMVPを獲得し、〝世界の大谷〟となった存在に「大谷翔平選手が一番、世界に知れ渡った。それを超えていくというか、まずは追いついて、そこからレベルアップしていきたい」と目を輝かせた。追いつき追い越せで挑んでいく。
矢野監督と8人のルーキーたち。指揮官の期待にビッグマウスで応えた(撮影・水島啓輔)大きな目標ではあるが、可能性は十分にある。12日の体力測定では、好記録を連発。筋肉量などをチェックする体組成の測定では、今季限りで退団した守護神スアレスやエドワーズに匹敵する101点を記録するなど、すでに〝ワールドクラス〟の素質をみせている。夏から体重は5キロ増。それも筋肉で増やした。このまま順調にいけば、世界一の目標を実現できる日は近いかもしれない。
「1年目は、1軍に登録してもらって、まず勝利を挙げる。その経験をするというのは一番大事だと思う。1勝できたら2勝、3勝っていうふうに進んでいきたいです」
ルーキーイヤーの目標を語った森木。まだスタートラインについたばかり。いつの日か必ず「MORIKI」の名前を世界にとどろかす。(菊地峻太朗)
★家族にロレックス贈る 入団会見後には、ファンクラブ会員約60人を前にファンミーティングが開かれた。「最初のお給料の使い道は?」という質問に対し、森木は「家族に何か買いたいと思います。ロレックスとか」と高級時計のプレゼントを約束。好きな女性のタイプについて問われると、「強くて、優しくて、面白い人が好きです。阿部詩さんが好きです」と、女優やアイドルではなく、東京五輪柔道女子52キロ級金メダリストの名前を挙げる〝意外性〟も披露した。