高卒2年目の及川は今季中継ぎとして39試合に登板して、2勝3敗10ホールド、防御率3・69。大事な場面を任されることもあり、成長を遂げた一人でした。その左腕が、1球の怖さを感じた場面がありました。
6月26日の甲子園でのDeNA戦。1―0の七回1死二塁で桑原への初球、低めのスライダーをバックスクリーンに運ばれた。「初球の入り、大事にストライクからボールになるスライダーを投げたんですけど、それをバッターは張っていた。良いところに投げたんですけど、打たれた」と振り返っていました。
さらに10月7日のDeNA戦(横浜)。3―2の八回1死でソトに甘く入ったツーシームを打たれて逆転2ランを浴びました。「甘く入ることもそうですし、難しいなとは感じました」と失投の怖さを話していました。
来季は先発起用の方針。そのことを聞いた及川がみせたうれしそうな顔は印象的でした。この経験を生かして、先発として花を咲かせてほしいです。(菊地峻太朗)