試合後、涙を拭うロッテ・佐々木千隼=楽天生命パーク宮城(撮影・桐原正道) (パ・リーグ、楽天2-1ロッテ、25回戦、ロッテ15勝9敗1分、27日、楽天生命)ロッテの16年ぶりとなるリーグ優勝の可能性は2試合を残し、141試合目でついえた。
「結果として2位でしたけど、選手はこの1カ月はすごいプレッシャーの中で、最後まで頑張ってくれた。まだ、われわれには優勝(日本一)のチャンスがある」
井口監督はナインをたたえたが、八回に決勝点を与えた佐々木千の目から涙があふれた。
残り3試合で1分けは許されることで、同点の七回無死一塁で一走・レアードに代走を送らず、続く八回は打率1割を切る先頭の加藤をそのまま打席に送った。
9月15日時点で2位オリックスに最大4ゲーム差をつけた。10月14日に1シーズン制では実に51年ぶりとなる優勝へのマジックナンバーが点灯したが、チームは一進一退を繰り返した。くしくも、昨年もこの日と同じ10月27日にソフトバンクに敗れてV逸。1973~77年の本拠地球場(当時は宮城球場)で夢が絶たれたのも皮肉だった。