痛恨の大敗を喫し、井口監督は険しい表情を浮かべた(撮影・荒木孝雄) (パ・リーグ、ロッテ7-15ソフトバンク、ソフトバンク12勝10分3分、最終戦、25日、ゾゾマリン)ロッテは今季ワーストタイの15失点。オリックスに追い抜かれて2位に後退した。優勝へのマジックナンバーは「3」のままだが、残り3試合で1敗も許されない状況に追い込まれた。
「美馬は見ての通り。甘くいったところを打たれているだけです」
井口監督はさばさばした口調で、投手陣が20安打を浴びた大敗を振り返った。美馬が1点の先制点をもらいながら二回に崩れた。1死から失策で走者を背負うと甲斐の適時打とリチャードの犠飛で逆転され、柳町から4連続長短打を浴びたところで降板。7失点(自責点0)に美馬は「すみません。コメントできることが何もありません」とうなだれた。
救いは2桁の11安打を放った打線だ。マーティンが一回に27号ソロ、レアードは八回に2戦連発の29号2ランを放った。レギュラーシーズンの全日程を終えたオリックスとは1ゲーム差。ロッテが優勝するには、残り3試合を3連勝もしくは2勝1分けしかない。
27日は敵地で楽天戦。井口監督は「いよいよというところなので、何とか全員で残り3試合、頑張りたいと思います」と語気を強めた。絶対に負けられない戦い。ロッテが底力を見せる。(山口泰弘)