近本は一回、二ゴロで打点をあげたが、一塁ベースへ向かう途中で足を気にする(撮影・宮沢宗士郎) (セ・リーグ、阪神6-1中日、24回戦、阪神14勝8敗2分、21日、甲子園)阪神・近本光司外野手(26)が21日の中日戦(甲子園)で走塁中に右太もも裏に強い張りを訴え、途中交代した。試合中に西宮市内の病院へ行き、診察を受けた。診断結果は不明だが、長期離脱の可能性も急浮上。奇跡の逆転Vを目指す虎に、激震だ。
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いつもは風のように駆け抜ける一塁手前で、近本がスピードを緩めた。絶好調の選手会長に、まさかのアクシデントが発生。二回の守備から途中交代した。大逆転Vを目指す矢野監督も、神妙な面持ちで軽症を祈った。
「近本もね、あまり(右太もも裏に)張りが出たことなかったんで。ずっと出ているんでね。これ以上、悪くなるということは避けたかったんで、代えました」
3試合連続の3番起用で、一回無死一、三塁と絶好の先制機に悲劇が起こった。柳の初球のスライダーをたたきつけ、結果は二ゴロ。それでもこの間に先制点をもぎとった。近本は歩いてベンチ裏へと下がったが、再びグラウンドに戻ってくることはなかった。
試合後、球団広報は「試合中に右ハムストリングの強い張りを感じたため、大事をとって交代」と発表。西宮市内の病院に直行して受診したが、診断結果は不明だ。エースの西勇が右肘違和感で離脱し、復帰時期は不透明。さらに大山も背中の張りから不振に陥り、常時スタメン出場できる状態ではない。マルテも2試合連続無安打で10月は打率・206と急降下。ここで近本まで離脱となれば〝飛車角落ち〟どころではない。
指揮官は「まだ結果も何もない。今後のことは正直分からない」と説明し「近本はなかなか外せない選手。軽症を祈るけど、出られないってなるんであれば、残っているメンバーでしっかりやっていくしかない」と必死で前を向いた。
シーズンは残り3試合だが、その先にはクライマックスシリーズが待っている。重症、長期離脱とならないことを祈るばかり。虎が最終盤に来て、正念場を迎えた。(新里公章)
【終了】◇開始14時00分◇甲子園
| チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
|---|
| DeNA | 1 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 1 | 4 | 8 |
| 阪神 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 2 | 0 | 0 | 5 |
[勝敗]勝: 馬場 皐輔 (2勝0敗)、S: ショーン レイノルズ (3勝0敗3S)、敗: 工藤 泰成 (0勝1敗)
【DeNA】東 克樹、吉野 光樹、浜地 真澄、中川 虎大、馬場 皐輔、ショーン レイノルズ-古市 尊、松尾 汐恩
【阪神】大竹 耕太郎、神宮 僚介、木下 里都、工藤 泰成、ラファエル ドリス-伏見 寅威
[本塁打]森下 翔太 2号 (神)、成瀬 脩人 1号 (De)
番記者