6回、本塁打を放った楽天・浅村栄斗=ZOZOマリンスタジアム(撮影・田村亮介) (パ・リーグ、ロッテ9-2楽天、21回戦、ロッテ14勝6敗1分、12日、ゾゾマリン)移籍2年目の昨季に32本塁打でタイトルを獲得した楽天・浅村栄斗内野手(30)が、1-6の六回にバックスクリーン右に11号ソロ。7月13日のソフトバンク戦以来、実に約2カ月ぶりとなる一発を放った。
「結果が出始めているので、良い方向にいけばいいなと思います」
侍ジャパンの主砲として東京五輪で金メダル獲得に貢献した浅村も、後半戦は不振に陥った。8月28日の第4打席から9月3日まで16打席連続無安打で、翌4日には移籍後初めてスタメンを外れた。ロッテとの首位攻防戦となった10日には試合前の全体練習を離れ、室内練習場で打ち込むなど必死に復調を目指してきた。
その中、石井監督は「状態が上がる、上がらないではなく、(浅村にとっては)チームの前線に立って戦い続けるというところがすごく大事なポジション。グラウンドには毎日立つものだという強い気持ちを持って、1年間戦ってくれているので。彼の成績で一喜一憂することはない」と不変の信頼を口にしていた。
浅村自身も「(試合に)出る以上は勝ちに貢献できるようにと思ってやっている。いい形でなかなか打てていないが、その気持ちは変わらない」と断言。14日からは2位・オリックス戦(楽天生命パーク)との3連戦。「負けていい試合はないので、頑張るしかない」。その視線は残り32試合での大逆転Vに向けられている。(東山貴実)