2021.5.19 23:24

朝乃山「キャバクラ通い」認め12日目から休場確実 文春オンライン報道受け/夏場所

朝乃山「キャバクラ通い」認め12日目から休場確実 文春オンライン報道受け/夏場所

大関朝乃山関

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 大相撲の大関朝乃山(27)が新型コロナウイルスの緊急事態宣言下で開催されている夏場所前に、東京都内のキャバクラ店に出入りしていた疑いがあると19日、「文春オンライン」が報じた。日本相撲協会はコロナ対策のガイドラインで力士ら協会員に対し、本場所2週間前から原則外出を禁止している。関係者によると、朝乃山は協会の聴取に事実関係を認めたとみられ、12日目からの休場が確実となった。

 横綱の休場により、夏場所に出場している力士では番付最高位となる大関が、背信行為をしていた疑いが浮上した。文春オンラインによると、朝乃山は場所前の外出禁止期間中、女性の接待を伴う飲食店に通うなどガイドライン違反を複数回行ったという。

 関係者によると、協会は尾車コンプライアンス部長(元大関琴風)らが朝乃山を呼んで複数回事情を聴いていた。電話取材に応じた芝田山広報部長(元横綱大乃国)は当初、朝乃山は「事実無根です」と全面否定し、「事実関係がはっきりしておらず、(記事が)出されたから休場とはならない」と説明していた。

 ところが、11日目の取組後にも聴取がなされたもようで、関係者によると朝乃山は一転して事実関係を認め、12日目から休場する意向を固めた。

 今後、事案の調査や処分意見を答申する協会のコンプライアンス委員会(青沼隆之委員長=元名古屋高検検事長)が開かれる見込みで、芝田山部長も「逃げ場がないということであれば(委員会開催を)要請するしかない」と説明している。

 協会は感染対策の徹底を促す通達を出しているが、昨年7月場所では幕内阿炎(現幕下)が場所前と場所中に外出して接待を伴う「夜の店」で会食。出場停止3場所などの処分となった。1月の初場所中には先代時津風親方(元幕内時津海)がマージャン店へ出入りするなど2度目の違反を犯し、2月に「退職勧告」の懲戒処分を受けて協会から去った。

 土俵では関脇隆の勝に土俵際の逆転のすくい投げで7勝目を挙げたが、朝乃山は取材には応じなかった。本場所開催中、看板力士といわれる現役大関へ向けられた異例の疑惑が、処分案件へと急転する。

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