2021.5.11 19:18

女性アスリート性的画像問題「立件はいい前例」被害の深刻さ訴える声も

女性アスリート性的画像問題「立件はいい前例」被害の深刻さ訴える声も

 女性アスリートの性的画像問題で捜査機関による初の立件を受け、スポーツ界からは11日、歓迎の声が上がった。ただ完全な解決には課題も多く、被害の深刻さを訴える意見も出た。

 バレーボールのVリーグ女子のチームスタッフは「すごく大きな一歩。(撮影を取り締まるのではない)著作権法違反とはいえ、犯罪として立件できたのはいい前例」と評価。東京パラリンピック代表に内定している陸上女子走り幅跳び(義足T63)の兎沢朋美(富士通)は「しっかり取り締まっていくことが必要。さらに強化されることで徐々になくなっていけばいい」と期待した。

 「(広がった情報がインターネット上に残る)『デジタルタトゥー』はすぐに消せない」と話すのは、マラソンなどのテレビ解説でも知られる日本パラ陸上競技連盟の増田明美会長。「競技に集中できず、引退したいという選手の悩みも聞いている」と問題の根深さを代弁した。