2021.4.9 05:02

萩野公介、3度目の五輪決めた!ライバル瀬戸と白熱の競り合いで2位/競泳

萩野公介、3度目の五輪決めた!ライバル瀬戸と白熱の競り合いで2位/競泳

特集:
萩野公介
男子200メートル個人メドレーで2位に入り、五輪代表入りを決めた萩野(左)は盟友の瀬戸と喜んだ (撮影・恵守乾)

男子200メートル個人メドレーで2位に入り、五輪代表入りを決めた萩野(左)は盟友の瀬戸と喜んだ (撮影・恵守乾)【拡大】

 競泳・日本選手権第6日(8日、東京アクアティクスセンター)ライバルとの久々の激闘を楽しんだ。男子200メートル個人メドレー。萩野公介(26)=ブリヂストン=は、ラスト5メートルでは息継ぎもせずに、すでに代表に決まっていた瀬戸大也(26)=TEAM DAIYA=と競り合った。瀬戸に0秒02及ばない2位だが、1分57秒43で東京五輪派遣標準記録(1分57秒98)を切り、代表に決まった。

 「昨日(7日)、(瀬戸と)2人で『泥仕合になるね』と話していた。その通りになった。僕は力を出したし、大也も出してくれたと思う」

 不振から2019年3月に長期休養を選択。同年8月にレースに復帰したが、思うようには結果を出せなかった。それでも今年2月のジャパンオープンで200メートル個人メドレーを制するなど、徐々に復調してきた。

 東京五輪の出場権がかかる今大会は「踏ん切りがつかないレースになるのは一番良くない」と、16年リオデジャネイロ五輪で金メダルを獲得した400メートル個人メドレーを回避。「これが今の萩野公介と思って選んだ」と個人では200メートル個人メドレーに絞っていた。

 「水泳を逃げ出した時期も、水に入るのも嫌だった時期もある。一時はレース前に負けていることもあった」と、ここ数年の回り道を振り返る。今は「それもなく、大人なレースをできた」と精神面の成長を口にした。

 高校生だった12年ロンドン五輪、リオ五輪に続く3度目の五輪へ。「今の一番の願いは五輪で自分の実力の100%を出し切ること。今の自分にしかできない泳ぎをしたい」。大舞台へ狙いを定めた。(只木信昭)