【100自V 一問一答】
競泳・日本選手権第6日(8日、東京アクアティクスセンター)東京五輪代表選考会を兼ねて行われ、白血病から復帰した女子の池江璃花子(20)=ルネサンス=が、100メートル自由形を53秒98で制し、100メートルバタフライとの2冠を達成した。
--100メートル自由形で王座奪還した気持ち
「53秒台を出せたのはうれしいですけど、もうちょっと出したかったなというのが正直な気持ちです。53秒8(台)を目標としていて、結果53秒9(台)だったので」
--最初の50メートルはトップと0秒04差の2位。そこから逆転した
「正直、前半は25秒(台)後半で折り返したかったけど、26秒1くらいだったのかな。納得できるレースではなかったけど、後半はしっかり粘れたんじゃないかなと思う。前半のスピードは、これからもう少し磨いていきたい」
--東京五輪に立てる喜びはあるか
「4人が派遣(標準記録)を切って、改めて五輪が決まったなっていうふうに思う。5年前の選考会では全員は派遣を切っていない状態で(リオデジャネイロ)五輪にいったので、ハイレベルな4人がそろったなと思います」
--夏に向けて
「どこまで体力をつけて、記録を伸ばせるかが、これからの自分の課題かなと思います」