競泳日本選手権第6日(8日、東京アクアティクスセンター)東京五輪代表選考会を兼ねて行われ、女子100メートル自由形は池江璃花子(20)=ルネサンス=が53秒98で優勝。100メートルバタフライとの2冠を達成した。個人種目の派遣標準記録には届かなかったが、400メートルリレーの選考基準を満たし、400メートルメドレーリレーに続く代表入りを果たした。
池江は「53秒台を出せたのはうれしいけど、もうちょっと出したかったのが正直な気持ち。ギリギリではあるけど、新しいチームでリレーを組むことができてとてもうれしい」とホッとした表情。「予選からしっかりいいレースができた。決勝では53秒を出すという目標を立てていたので達成できてうれしい」と今後に手ごたえをつかんでいた。