2021.4.8 07:30

【寺川綾 マーメイドEYE】佐藤翔馬、前半から攻めきり快記録

【寺川綾 マーメイドEYE】

佐藤翔馬、前半から攻めきり快記録

男子200メートル平泳ぎ決勝、優勝し水面を叩いて喜ぶ佐藤翔馬=東京アクアティクスセンター(撮影・恵守乾)

男子200メートル平泳ぎ決勝、優勝し水面を叩いて喜ぶ佐藤翔馬=東京アクアティクスセンター(撮影・恵守乾)【拡大】

 競泳・日本選手権 第5日(7日、東京アクアティクスセンター)東京五輪代表選考会を兼ねて行われ、男子200メートル平泳ぎは佐藤翔馬(20)=東京SC=が世界歴代2位となる2分6秒40の日本新記録で優勝した。

 男子200メートル平泳ぎは波乱の展開でした。何が起こるかわからないのが、五輪切符を懸けた日本選手権の一発勝負です。そんな中、佐藤選手は積極的に前半から攻めて、自分のレースに徹していました。不安のある中、前半から攻めきれたのが勝因です。

 6日の予選、準決勝と思うようなレース展開ができませんでした。そこからよく乗り越えて結果を出したと思います。若くて、勢いのある選手ですが、それだけでこの選考会を終えていたら、五輪本番でなにかあったときには対処できなかったでしょう。

 女子100メートル自由形は、池江選手の優勝が有力です。予選は前半から攻めて、準決勝は前半を抑えて後半上げる、全く違うレース展開。自分に今どういうレースがはまるのか探っていました。余裕のある証拠です。決勝はどんなプランでくるのか、今から楽しみです。(ミズノ所属、2012年ロンドン五輪女子100メートル背泳ぎ銅メダリスト)