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室伏スポーツ庁長官、「悪性脳リンパ腫」か 本人は病気明言せずも「業務はしっかりやる」

室伏スポーツ庁長官、「悪性脳リンパ腫」か 本人は病気明言せずも「業務はしっかりやる」

闘病中であることが判明したスポーツ庁の室伏長官。詳細は明かさなかったが、公務続行に強い意欲を示した

闘病中であることが判明したスポーツ庁の室伏長官。詳細は明かさなかったが、公務続行に強い意欲を示した【拡大】

 スポーツ庁の室伏広治長官(46)が病気を患い、治療を受けていることが7日、関係者への取材で分かった。公務は続ける。週刊新潮のニュースサイト「デイリー新潮」が同日、「悪性脳リンパ腫」で闘病と報道。陸上ハンマー投げの2004年アテネ五輪金メダリストで「鉄人」と呼ばれた室伏氏は、報道陣の取材に「個人情報」として詳細は明言しなかった。

 屈強な体格で健康そのものそうな「鉄人」が、病魔と闘っていることが明らかになった。週刊新潮のニュースサイト「デイリー新潮」が、室伏氏が「悪性脳リンパ腫」を患っていると伝えた。室伏氏はこの日、報道陣の取材に否定はせず、「個人情報」として詳細は明言しなかった。その上で「影響がないように業務はしっかりやる。応援をお願いします」と語った。公務は続ける。

 この難病は血液のがんの一種。白血球の一種であるリンパ球が、がん化することで発症する。同サイトによると室伏氏は昨秋以降、闘病しているものの、完治は期待できるなどとしている。3月中旬に自身の骨髄の細胞を取り出す手術を受けており、4月中に再入院して取り出した細胞を点滴で移植するという。

 スポーツ庁は室伏長官名で「個人に関する情報であるため回答を差し控える。これまでも公務に支障をきたさないよう努めており、今後も東京五輪・パラリンピックの開催に向けて全力で務める」とコメントした。

 室伏氏は陸上ハンマー投げで「アジアの鉄人」と呼ばれた父・重信さんのDNAを受け継ぎ、2004年アテネ五輪で金メダルに輝いた。16年に現役引退後は東京五輪・パラリンピック組織委員会で、国際競技連盟などと競技運営の調整を担うスポーツディレクターとして海外を飛び回った。

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