2021.4.8 21:59

しぶといウルフ・アロン、久々のV/柔道

しぶといウルフ・アロン、久々のV/柔道

 柔道のアジア・オセアニア選手権第3日は8日、キルギスのビシケクで男女計5階級が行われ、東京五輪男子代表3人が出場した日本勢で100キロ級のウルフ・アロン(了徳寺大職)が4試合を制して優勝した(初戦は不戦勝)。ウズベキスタン選手との決勝は延長で一本を奪った。

 男子100キロ級のウルフはしぶとい闘いを貫き、久々の頂点に立った。右膝を手術した一昨年12月以来の復帰戦となった前週は逆転勝ちを重ねて2位。今大会も持ち味を発揮し、同7月を最後に遠ざかっていた国際大会の優勝に輝いた。

 決勝は力をつけている24歳のウズベキスタン選手の技を冷静にさばき、延長早々に鋭い内股で仕留めた。2014年世界選手権3位のレマレンコ(アラブ首長国連邦)との準々決勝は内股を返されそうになる場面を耐え、足技で優勢勝ち。中国選手との準決勝は先に技ありを奪われるも、合わせ技で逆転した。

 戦術眼が光る25歳の元世界王者。「外国勢に対する防御を試したい」との思惑通り、結果以上の収穫だ。初の五輪へ準備を整えた。(共同)