2021.4.7 18:55

JOC山下会長、22年北京冬季五輪への派遣方針変えず

JOC山下会長、22年北京冬季五輪への派遣方針変えず

 2022年北京冬季五輪に関し、バイデン米政権が同盟・友好国との共同ボイコットも選択肢だとの考えを示したことに、日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長は7日、選手団の派遣方針に変更がないことを明らかにした。東京都内で報道陣の取材に「われわれの方針は全く変わらない。それに向けて準備してきた」と述べた。

 東西冷戦下だった1980年モスクワ五輪は、米国の呼び掛けに応じて日本もボイコットした。柔道の「幻の代表」となった山下氏は「ここではモスクワ五輪の話はしたくない」としながらも「スポーツに対して正しい認識、理解をしていただく努力を進めていかないといけない」と話した。

 自身が務める国際オリンピック委員会(IOC)委員や各国・地域のオリンピック委員会(NOC)から「(ボイコットに)同調する意見は全く出ていない」とし、米国オリンピック・パラリンピック委員会(USOPC)からも連絡はないという。政治的な観点で五輪のボイコットが議論されることについて「基本的にあるべきではない」と語った。